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3月19日、草津川跡地公園にて「第12回くさつデザイン会議」を開催しました。
草津のまちづくりや公共空間の活用をテーマに、市民や事業者が集まり、これからのまちなかの過ごし方について意見を交わしました。
15名の参加者が集まり、いつものように“正解のない対話”がゆるやかに始まりました。

これまでのくさつデザイン会議の様子は
こちらからご覧いただけます。
最初の話題は、鉄道とまちの関係について。
過去と現在の移動を比較する「比較旅行」という視点から、
交通網の発展がまちにどんな影響を与えてきたのかが語られました。
印象的だったのは、
「新幹線が止まるかどうか」ではなく、
“アクセスしやすいことそのもの”が、広いエリアに影響を与えるという考え方。
草津線の昔の話や、時刻表を使ったワークショップのアイデアも出て、
「移動」そのものが、まちの楽しみ方につながる可能性を感じる時間でした。

次に話題となったのは、草津川跡地公園のあり方。
整備された今の快適さは大きな魅力ですが、
一方で、廃川直後の写真を見ながらこんな意見も出ました。
「整えすぎないことで、使い方の余白が生まれるのではないか」
あらかじめ決められた使い方だけでなく、
利用する人が関わりながら使い方を見つけていく。
“計画された放置”という考え方は、
これからの公園のあり方を考えるヒントになりそうです。


2027年に10周年を迎える草津川跡地公園。
その過ごし方については、
「大きなイベントをやる」というよりも、
日常の中で自然と感じられる10周年にしたい
という意見が多く出ました。
例えば、アウトドアライブラリーのように、
ふと立ち寄って過ごせる仕掛け。
「何かをしに行く場所」から
「なんとなく過ごす場所」へ。
そんな転換の必要性が共有されました。

地域の課題として挙がったのが、新旧住民の交流です。
特に防災の場面では、
顔の見える関係が重要になります。
ただし、
「参加しなければならない」「役割を担う」といった形ではなく、
自然に関われるきっかけをどうつくるか
が大切だという話になりました。
子ども向けの防災プログラムや、大学生との連携など、
ゆるやかな接点をつくるアイデアが共有されました。

今回の会議を通じて見えてきたのは、


次回のデザイン会議では、
今回のような気づきをもう少し身近なところから考えていく予定です。
「最近、まちなかでちょっといいなと思ったこと」
そんな小さな体験から、まちのこれからを考えていきます。
初めての方も、聞くだけの参加も大歓迎です。
ぜひ気軽にご参加ください。
2026年4月16日(木)19:00~20:30
※場所未定
会場に集まった人たちの顔ぶれは、いつもより少しだけ幅がありました。
全国の哲学カフェを巡っているという人もいれば、近所に住んでいて、会場の壁に貼られたチラシを見て「何だろう」と足を止め、そのまま参加してくれた人もいました。入口は違っても、同じ輪の中に座り、同じ問いを前に時間を過ごします。
今回の哲学カフェのテーマは「演じるとは何か」。
少し構えてしまいそうな言葉ですが、話し始めてみると、出てくるのはとても身近な感覚でした。
人は、相手や場面によって自然と振る舞いを変えている。
仕事のとき、家族といるとき、一人でいるとき。そのどれもが自分で、でも少しずつ違う。
中には、一人でいるときでさえ、何かを演じている気がするという声もありました。そもそも演じていない状態なんてあるのだろうか、と。
演じるという言葉に、無理をしている、偽っている、といった印象を持つ人もいます。けれど対話が進むにつれ、演じること自体は、生きていくための知恵のようなものとして語られていきました。社会と関わるために、複数の自分を使い分ける。それは決して特別なことではなく、誰もがやっていることなのかもしれません。
少人数に分かれて話す時間になると、空気が少し変わります。
次のステップに進むために、あえて背伸びをして演じる場面がある。
周囲から求められる役割に応え続けているうちに、気づかないうちに無理をしてしまうことがある。
一方で、何かに夢中になっているときは、演じている感覚そのものが薄れる、という話も出ました。
話を重ねる中で浮かび上がってきたのは、演じることそのものよりも、演じ続けなければならない状態のほうが、人を疲れさせるのではないか、という感覚でした。役割を降りる選択肢がないとき、演じることは負荷になる。役割を仮置きできる余地があると、少し呼吸がしやすくなる。
まちなかに、どんな場所があったらいいのか。
対話は、いつの間にかそんなイメージにもつながっていきました。役割を決めなくてもよくて、うまく話せなくてもよくて、毎回同じ関わり方をしなくてもいい場所。必要なら距離を置くことも許される場所。参加者の言葉を借りれば、余白のある舞台のような場です。
くさつデザイン会議は、まさにそんな場でありたいと考えています。
何かを成し遂げたい人だけでなく、まだ何をしたいか分からない人、話を聞くだけの人も含めて、それぞれの立ち位置で関われること。今回の哲学カフェは、そのあり方をあらためて確かめる時間でもありました。
後半のアイデア会議では、具体的な相談も持ち込まれました。デザイン会議をきっかけに活動の幅が広がり、現在は月に一度、地域の会館でコーヒーを提供しているという大学の研究会からは、来客数が減少していることへの悩みが共有されました。リピーターに頼らない集客をどう考えるか。意見として出たのは、コーヒーに強い関心がない人でも立ち寄れる雰囲気づくりや、学生運営ならではの強みを生かした交流の仕掛けでした。哲学カフェをやってみる、という声も自然と挙がります。
また、大学で老年医学を研究している参加者からは、研究だけでなく地域と関わりたいという思いが語られました。医療や福祉の現場では、身体機能の改善だけでなく、その人が何を大切にして生きたいかを丁寧に聞くことが重視されている。その考え方に共感し、同じ方向を向いて活動できる人とつながりたい、という相談でした。すでに行われている地域の集まりや、医療相談と人生相談を兼ねた場の存在など、具体的な情報も共有されました。
今回の会議には、初めて参加する人が多くいました。
全国の哲学カフェを巡る人も、チラシをきっかっけに足を運んだ近所の人も、同じ一人の参加者として輪に加わります。その視点が入ることで、問いは少し形を変え、場の会話もまた違った広がりを見せていました。毎回、参加者も、話の深まり方も少しずつ違います。その場に居合わせた人たちでしか生まれない時間がある。それが、くさつデザイン会議の面白さなのかもしれません。
次回のくさつデザイン会議は、
日時:3月18日(木)19:00〜
場所:草津川跡地公園de愛広場教養室
テーマは「旅立ち」「出会い」「公園の10周年」。
初めての方、聞くだけ参加の方も大歓迎です。
気になった方は、ぜひふらっと覗いてみてください。
1月15日(木)、マンポのとなりを会場に、第10回くさつデザイン会議を開催しました。
今回は少し趣向を変えて、「わたしの幸せ」をテーマにした哲学カフェ形式での実施。
ゆったりと対話を楽しむ時間になりました。
はじめは、いつものように自己紹介タイム。2026年最初のデザイン会議ということで「今年やってみたいこと」を皆さんに伺い、それぞれの活動や関心ごとを共有しました。初参加の方に「幸」や「福」が名字に入っている方が偶然隣同士になるなど、冒頭からほっこりした雰囲気になりました。
今回のアイデア会議では、初参加の ゆに先生 からの相談がありました。
元小学校教員で、現在は非常勤講師として子どもたちの学習支援に携わりながら、女性起業家を応援する活動や、小汐井神社の御神水を使ったコーヒーでマルシェ出店などにも取り組まれているとのこと。
将来的には、地域に開かれたコミュニティカフェをつくりたい、という想いを話してくださいました。
「小汐井神社の近くの駅前は家賃や保証金のハードルが高くて…」
そんな率直な悩みに対して、
など、参加者それぞれの経験や情報が自然と集まり、小さなヒントがいくつも共有される時間になりました。
後半は、今回のメインである哲学カフェへ。
テーマは
「このまちで起きた、ポケットに入る小さな幸せ」。
正解を探す場ではなく、「自分が感じたこと」をそのまま言葉にしてみる時間です。
テーブルごとに語られたのは、こんなエピソードたち。
どれも派手ではないけれど、聞いていると自然と頬がゆるむような「幸せ」の話ばかりでした。
話が進むにつれて、
といった言葉も出てきました。
「まちなかの幸せ」は、特別な出来事だけでなく、人との距離感や、安心できる場の中にあるのかもしれません。
そんな気づきを、参加者それぞれが持ち帰る時間になりました。
全体を通して、今回はとても落ち着いた雰囲気のデザイン会議となりました。
「話しやすかった」「聞くだけでも参加しやすかった」そんな声も多く聞かれ、
哲学カフェ形式の良さを改めて感じる回でした。
次回のくさつデザイン会議は、
日時:2月18日(木)19:00〜
場所:マンポのとなり
引き続き哲学カフェ形式で、テーマは 「自分は演じているのか」 を予定しています。
初めての方も、聞くだけの参加も大歓迎です。ぜひ、ふらっと遊びに来てください。
草津のまちの未来を描いた「未来ビジョン」の実現に向けて、各々の得意を持ち寄り、挑戦したい人や応援したい人が集まる共創の場として「まちなかでやってみたいこと」を話し合うデザイン会議。業種や立場を問わず誰でも気軽に参加でき、聞くだけの参加もOK。緩やかにつながれる場を毎月第3木曜日に、まちなかのどこかで開催しています。
12月18日(木)、キラリエ草津 多目的室2にて、第9回くさつデザイン会議を開催しました。今回は、これまで話題に上がってきたさまざまなアイデアや企画を改めて振り返り、意見交換と深掘りを行うワールドカフェ形式で実施しました。
まずは自己紹介。自身の活動に加えて、「クリスマスプレゼントに欲しいもの」をみんなで発表しました。
「時間」「休み」「疲れない体」「大学の単位」など現実的なものもあれば、「国鉄が走っていた時代へタイムスリップ」など、夢のあるプレゼントを所望する参加者も。お菓子や飲み物を囲んで、和やかな雰囲気の中でたくさんの対話が生まれた夜になりました。
今回は、ワールドカフェ形式の対話ワークです。これまでのデザイン会議で出たアイデアを中心に4つのテーマにテーブルを分け、参加者が気になるテーブルへ移動しながら話し合いを深めていきました。
今年12月6日(土)に開催した「くさつクリスマスマーケット2025」について、実行委員や参加者の声をもとに振り返りました。
開催を通して見えた可能性と課題は、次年度企画へつなげる貴重な意見になりました。
これまでのデザイン会議では、学生主体の取り組みも多く紹介されてきました。今回は、コーヒーサークルやボランティアサークル、アプリ開発など、学生の多様な活動がテーマになりました。
西口まちづくりセンター跡地、ニワタス、旧山内邸、草津川跡地公園など、これまでのデザイン会議で話題に上がったまちなかのスポットについて、参加者自身が「推し」と感じる場所を共有し、その魅力や活用の可能性を話し合いました。
テーマフリーのテーブルでは、話題が自由に広がり、多様な視点の対話で盛り上がりました。
①珈琲店の移転候補やつくりたい空間の話
②移動映画館の企画案、既存資源との組み合わせ
今回のデザイン会議では、これまで出てきた個別のアイデアや企画を、改めて深く・多角的に見直す時間となりました。ワールドカフェ形式を通じて、参加者同士の対話が自然に生まれ、新たなつながりや気づき、今後につながる視点が多く共有されました。
次回は 2026年1月15日(木)19:00〜、「わたしの『幸せ』について語る哲学カフェ」を予定しています。お茶を飲みながらやさしい場で、また新しい対話を一緒につくっていきましょう。
草津のまちの未来を描いた「未来ビジョン」の実現に向けて、各々の得意を持ち寄り、
挑戦したい人や応援したい人が集まる共創の場として「まちなかでやってみたいこと」を話し合うデザイン会議。
業種や立場を問わず誰でも気軽に参加でき、聞くだけの参加もOK。
緩やかにつながれる場を毎月第3木曜日に、まちなかのどこかで開催しています。

11月20日(木)、真願寺さんを会場に第8回くさつデザイン会議を開催しました。
今回のテーマは 「推しスポット」。
16名の方にご参加いただき、それぞれの視点から草津のまちなかの魅力を語り合いました。
初参加の方も多く、自己紹介の時間から和やかな雰囲気に。
普段よく立ち寄る場所、好きな景色、まちでの活動など、
それぞれの思い出やストーリーから、まちへの愛着を共有する時間になりました。
まちなかの桜のスポットを推しスポットにあげる方が多かったです。
今回は以下3つのテーマを中心に、まちの未来につながる“種”をみんなで出し合いました。
進捗状況:
コメント:
「みんなの『やりたい』を形にして、まちを盛り上げていきたい」そんな想いがこもった提案でした。
告知協力やボランティア参加も歓迎されています。詳しくはチラシをご覧ください。
【チラシ】

提案概要:
立命館大学の蓮本さんから、学生起業として取り組むプロジェクト紹介。
「学生が地域のお店ともっとつながれる仕組みをつくりたい」という思いで学割アプリを開発中。
出身地の金沢から滋賀に来て、学生にもっと地域の魅力を体感してほしいと思ったことが開発のきっかけ。
学割クーポンや無料求人掲載を通じ、学生には体験機会の創出、
店舗には新規顧客獲得・人材確保を支援していきたい。
相談内容:
2026年のリリースに向け、現在40店舗以上が参加予定。さらに加盟店を増やすためのアイデアがほしい。
アイデア:
既存の学割サービスとの差別化として地域密着性を強みに、
「学割」を意識していない商店街などの店舗への営業が効果的。
行政との連携で信頼性を高めていく。
スーパー(SEIYU・平和堂)などもターゲットにすることで利用者も増やすなど、
アイデアも多く出ましたが、アプリの内容の質問も多く、
参加者みんな興味津々でした。今後の展開が楽しみです。
提案概要:
提案者は革細工職人の益原さん。革細工作家として活動し、ゆめほんDAYなどの運営にも携わりながら、自身でもイベントを開催。11月22日夢本陣広場で物販イベント「未定」 を開催予定。
相談内容:
まちなかで一緒にイベントをできるクリエイティブ人材、特に20代を探している。
11月22日開催の物販イベント「未定」への出店者を募集。飛び込みでの参加大歓迎。
個人が建てた瀬田の「クライストチャーチ玉川」を活用できる。一緒に何かやりたい人募集。
アイデア:
立命館OIC(大阪茨木キャンパス)には映像・情報系の学生が多く、人材候補になり得る。
BKCのサークル「ポテンシャル」(電子廃材アクセサリー制作)とつながれる可能性など、
若いクリエイターとの連携に期待です。
画像は以前デザイン会議に来てくれた素材系メーカーの社員さんが作った社歌の映像。クリエイターつながりで紹介。
静かな本堂の空気の中、今回の会議は初参加の方も多く、
自己紹介では「好きな景色」や「よく立ち寄る場所」、まちとの思い出が次々と語られました。
おひとりおひとりの言葉から、その人が見ているまちの風景がそっと浮かび上がるようで、
会場全体がやわらかい余韻に包まれていきました。
休憩のタイミングでは、真願寺の住職からお茶とお菓子の差し入れをいただき、
そのあたたかさも相まって、いつも以上に会話が弾んだように感じます。
自然と距離が近づいた雰囲気のまま、後半のアイデア会議へ。
多様な視点が重なり、まちの未来につながる芽が静かに生まれていきました。
日時:12月18日(木) 19:00〜20:30
場所:キラリエ草津1階多目的室(予定)
初めての方も、聞くだけの参加も大歓迎です。
参加自由・申込不要。
「やってみたい」「少し気になる」
その気持ちを持って、ぜひ気軽にご参加ください。
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